プロジェクトについて
何をやるのか
私たちは、病気によって満足に食べることができず、栄養が不足している患者さんたちに向けて、世界初の新しいチョコレートを届けます。
みなさんは、食べることができない苦しみを考えたことがありますでしょうか?
食べることは、人生の大きな楽しみのひとつ。
人と人を繋ぐ交流の場でもあります。
しかし、表皮水疱症という皮膚難病の患者さんは、生まれつき皮膚が弱いことで口の中の痛みが生じ、満足に食べ物を食べることができません。
食べることができないことにより、栄養が十分に摂取できないことは、もちろんのこと、食事からくる楽しみも感じることができません。
この現状を解決し、少しでも元気に明るく生活してもらうために、究極まで栄養価を高めたおいしいチョコレートを開発し、販売します!
なぜやるのか
表皮水疱症という皮膚難病の患者さんと出会ったことがきっかけでした。
『ポテトチップスを食べるとトゲのついた板を食べているくらい痛い』
患者さんのその言葉が今でも忘れられません。
そんな状況では、食べることができる食べ物も限られてしまい、子どもの場合は低身長・低体重に、大人の場合でも貧血などの症状が現れてしまいます。
そんな状態の患者さんたちは、日々の栄養をとるために、ドリンク剤やゼリー剤などを食べる日々を送っています。
より食べやすく、より美味しく、より手軽に栄養を補給して元気に過ごして欲しい。
『家族と同じ食卓にいてのに自分だけ違うものを食べる苦しみがわかる?』
患者さんがおっしゃられたこの言葉が今だに僕の心に強く残っています。
そして自分らしく人生を生きて欲しいという強い想いがあります。
どうやってやるのか
私たちは、この状況を解決するために完全食チョコレート「andew〜アンジュ〜」を開発しました。
チョコレートに着目したのは、3つの理由があります。
1, チョコレートは、口の中で優しく溶けるので患者さんでも食べやすい。
2, チョコレートには、贈り物の文化があるので患者さんと皆さんとの心の交流を生むことができる。
3, 栄養素を強化しやすい。
以下それぞれについて説明します。
1, チョコレートは、口の中で優しく溶けるので患者さんでも食べやすい。
患者さんはパリパリとした食感の食べ物や熱い食べ物などの刺激のある食べ物を食べることができません。
チョコレートであれば、口の中で優しく溶かすことができるので、負担なく食べることができます。
実際に患者さんに食べてもらったところ、痛みもなく楽に食べることができると好評でした。
特に、小さなお子さんが嬉しそうに食べていたのは印象的でした。
2, チョコレートには、贈り物の文化があるので患者さんと皆さんとの心の交流を生むことができる。
バレンタインのようにチョコレートには、大切な人に想いを込めて贈るという文化があります。
患者さんは、食事を通して社会からの孤立を感じてしまっています。
私たちは、この文化に着目し、病気を持っていても持っていなくても幸せな気持ちを「andew」を通して共有して欲しいと思っています。
3, 患者さんたちは、食べるものが限られているため、栄養が偏り体調に異変をきたすことが多いです。
どんな仲間とやりたいのか
僕たちのビジョンは、『患者と周囲の人々が病気と共存し、理解し合い、手を取り合う世界を創ること』です。
世の中には、病気に限らずLGBTなどで数的な意味でマイノリティといわれる人々がいらっしゃいます。
人数が少ないという理由でその方々たちが生きにくい世の中のままでいいとは思いません。
そういった方々のために自分たちは何ができるだろうか、どうしたら生きやすい世の中になるだろうか、たくさん考え、実行し、成功し、失敗し、転びながらも前を向いて一緒に走ってくださる方と一緒に活動したいです!
また、代表の中村がいつもメンバーに伝えていること。
それは、「自分たちが幸せな気持ちで事業に取り組むことで患者さんのことを幸せにできるから、自分たちが幸せな気持ちで取り組もう」ということです。
誰もやったことがない、新しい世界を僕たちは描こうとしています。
時には頼り、時には頼られながら一緒の絵を描いていく。
そんなチームに参加しませんか?
このプロジェクトに込める想い
代表の中村自身、先天性の心臓難病を抱えて生まれてきました。2歳までに2度の開胸手術を行い、胸には20cmほどの手術痕があります。しかし、私の場合、医療の進歩により、周りの人たちと変わりない生活ができるまでにしていただきました。
そして、小中高と友達に病気であることを全く気づかれずに生きてきました。
そんな自身の経験から
「病気を持ちながらも周りと同じように生きていける社会」
これが理想なのではないかと感じるようになりました。
『家族と同じ食卓にいるのに自分だけ違うものを食べる苦しみがわかる?』
患者さんのこの言葉にあるように食事を介して、孤独感を感じている方は本当にたくさんおられます。
そして、この状況に対して大きな変化を起こすことができていない医療の現状。
僕たちのチームは、その現状に対して一石を投じる事業になると信じています。
病気がある人もない人も同じ空間で同じように生きることができる理想の医療の姿を目指して、そして自分自身が感じた病気との理想の付き合い方を目指して、事業を進めていきます!
プロジェクトに応募する
プロダクトデザイナー
「andew」は、味や栄養だけではなく、表現する世界観や想いが非常に大切なチョコレートです。
どんなキャッチコピーで伝えるか、どんな色で伝えるか、どんな字体で表現するか。
ひとつひとつが「andew」の世界を伝える大切な要素です。
世界で初めてのチョコレートを一緒に世の中に伝えませんか?
【内容】
・広告デザイン
・UX・UIデザイン
・購買行動デザイン
【報酬】( 応相談 )
月5万円 (インターン扱い )
【希望】
過去にプロダクトデザインの経験がある方。
デザインチームの中核として組織を動かしてくれることを期待します。
募集カテゴリー 未設定
決定人数 / 募集人数
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