プロジェクトについて
何をやるのか
まだ企画中ですのではっきりと申し上げられませんが、人柄を可視化出来るアルゴリズムはXCOGが持っているので、それをコンテンツに出来たらと思っています。
例えば「人柄のシェアリングエコノミー」のプラットフォームを作ればHR領域でアセスメントサービスにできますし、教育領域だと新たに「個性」を属性や数字にして評価軸として付け加えられます。
勿論新規アイデアからでもOKで、柔軟に考えています。
なぜやるのか
① 人と人を比べる基準が数十年もアップデートされていないから
② XCOGが定義する「優秀」=「ソーシャルスキルがある人」
②に関しての詳細:
ソーシャルスキルとは社会に存在する格差を越えられるスキルのこと
ここでいう格差とは、世代、性別、国、業種、職種の事を指します。
私は中年世代ですが、どんな仕事をしても、高齢世代や若者世代と上手くやっていく必要があります。どの世代グループに属しても、他のグループと仕事をしなければなりません。男女だからという壁もありませんし、グローバルの視座、言語交換がデフォルトのスキルセットになってきています。IT化をしていない業界はありませんし、営業だからエンジニアだからデザイナーだからと言って、エンジニアリングスキルやクリエイティブシンキング、マネタイズ、マーケティングの知識を持たないわけにもいきません。
この様に守備範囲を広げられる人は、学力ではなく、ソーシャルスキル(社会的コミュニケーション力)がある人だと定義しています。
どうやってやるのか
アートやエンターテインメント性要素を構成軸に体験型コンテンツを創出し、ムーブメントとビジネスを生む。
生み出されたムーブメントを別のビジネスや、研究、社会課題(教育や医療など)の解決へと触媒していきます。
どんな仲間とやりたいのか
求める人物像は、ビジネスセンスがあり、アートとテクノロジーを掛け合わせた体験型エンターテインメントコンテンツの制作に興味がある方、「楽しい」が原動力の方、IoTやAR、AI等領域を跨げる方・跨ぎたい方、アイデアを形にできる方、コミュニケーション能力が高い方です。
XCOGのワーキングルールは「チームで関わる人のモチベーションを上げること」だけです。それ以外はありません。働き方は自由。時間や場所は自由です。堅苦しいルールは一切ありません。
このプロジェクトに込める想い
通常ビジネスの正攻法は「課題」を見つけて「その課題を解決するためのサービス」を作ります。しかし、XCOGはその逆のプロセスこそがイノベーションを起こす鍵だと信じています。
私達はPokemonGoやTeamLab、ピタゴラスイッチ、Yuri Suzuki、Nail Mendoza、Jay Silver(バナナをキーボードに変えたりケチャップで音を奏でたりするアーティスト)と言った、体験型エンターテインメントコンテンツをベンチマークに、世の中でまずムーブメント化し、その現象を基盤に社会問題へシフトしたいと考えます。
20年近くクリエイティブの世界で仕事に携わってきました。
ただのビジネスマンではなく、デザインエリアのエキスパートである私だからこそ、このアイデアを実現できると自負しています。一方で1人では成し遂げられないことも多く、同調頂けるフィージビリティを持ったエンジニアとパートナーを組んで、新しい化学反応を起こしたいと思います。
XCOGのプロジェクトによって以下のような社会の不条理が無くなると信じています。
【人材】
・学校ランキングを作るメディア、ブランド志向の社会、学歴至上主義社会
・社会のシステムを変える努力はせず、社会からどう見られているかわからない学生の不安を煽って「就職対策」でビジネスをしているレガシー企業
・新卒だけでも年間3000万通飛び交う履歴書という古い文化
・印象操作可能な自己PR
・裏で手を回せるバックチェック
・優秀という定義を「学力」にしている企業
・数字になっていない力を独自定義して商材ビジネスをしている人たち
【教育】
・演算力や記憶力と言った認知できる力を、マニュアルによって教える教育システム
・人と人を比べる為に個性を排除してまで数字化しようとする教育システム
・正しい答えだけを教える教育
【健康】
・集団的ストレスレベル(動脈疾患)
・Well-being
【その他社会問題】
・OECDの中でPISAは毎年上位国だが、自殺率はワースト2、GDP最下位、成長性下位、出生率最下位、労働者に能力不足を感じている企業の割合最下位というファクトフルネス