プロジェクトについて
何をやるのか
今年11月29日から12月1日まで開催される、第3回Beppuブルーバード映画祭!
別府ブルーバード劇場は、昭和24年創業の別府に唯一残るレトロな映画館。これまで阪本順治監督や、塚本晋也監督ら多くの映画人に愛されてきました。
この場所を切り盛りする館長は、岡村照。オープン以来1年を待たずして夫を亡くし、それから現在まで2人の子供を育てながら女手一つで40年以上にわたって、この映画館を守り抜いてきました。
コンペティションなどはありません。様々な映画を上映して、みんなで笑って泣いて怒って悔しがって、映画館体験を共有することで88歳、米寿を迎えてなお現役で館主を務める岡村照の長年の功績を讃える映画祭です。
なぜやるのか
こんにちは!
別府ブルーバード劇場のお手伝いをしている、映画ライターの森田真帆といいます
わたしがブルーバード劇場に出会ったのは、今から4年前。一人旅で訪れた別府駅前でレトロな雰囲気の映画館を見つけました。階段を上ったら、チケット窓口に小さなおばあちゃんが座っていて、ニコニコしながらチケットを切ってくれて。
まるで昭和にタイムスリップしたみたいな劇場で映画を観てるうち、なんだかホッとして涙が出てきたのを覚えています。
こんな素敵な劇場で、皆さんと一緒に映画を観る体験がしたい。そんな思いで、わたしは別府に家を借り、毎月東京と別府を往復しながらブルーバードでかける映画を選んだり、イベントを企画したりしています。
この映画館と出会って4年、昨年はこのCAMPFIREを初めて利用させていただき、クラウドファンディングは200万近い資金を集めることができ、大成功を収めました。
別府ブルーバード映画祭第2回を開催、多くのお客様に全国から来ていただいて、映画を楽しんでもらうことができました。毎年の約束「これからもずっと照館長と、映画体験の素晴らしさをシェアしていきたい」という思いを今年も、そして来年も、紡いでいきたい。今年、照館長は88歳の米寿を迎えました。是非、映画を愛する方々と一緒に照館長の米寿を祝って、映画祭を盛り上げていきたいです!
どうやってやるのか
様々な方々に助けられながら、昨年の映画祭は成功しました!
今年は、初めてTOMOSHIBIさんを利用して、全国からボランティアスタッフを募集したいと思います。
映画が大好き、映画館が好きな方! ぜひ一緒に映画祭を盛り上げていきましょう!
どんな仲間とやりたいのか
映画祭の準備、そして当日、本当に大変なことばかりです。
例えば、準備段階ではパンフレットを一緒に作ってくださる方やタイムテーブルを作ってくださる方、地元であればプロモーション活動を手伝ってくださる方。
開催期間中は、上映係、受付業務、会場設営などなど本当に毎年人手が足りなくて本当に大変です! 我こそはという方、ぜひ一緒に映画祭を盛り上げていきましょう!
このプロジェクトに込める想い
私は別府ブルーバード劇場に出会って、一つ決めたことがあります。
それは、自分が「岡村照の映画人生を照らし続けていく」ということ。
現在88歳の岡村館長と私との間に残された時間は、決して長くはありません。でもこの限られた時間の中で、できるだけ多くの人と一緒に別府ブルーバード劇場を盛り上げていきたいと思っています。
映画祭は、映画館にたくさんの方がいらしていただける大きなチャンスです。普段はあまりお客さんがいない毎日が現状ですが、映画祭の日だけは、かつて昭和の時代、立ち見客でいっぱいになったという華やかな瞬間を取り戻したい。劇場を、そして照ちゃんを喜ばせてあげたい、ということが私の願いです。どうか一人でも多くの方に、お力を貸していただければと思っています。よろしくおねがいいたします